主張の強度の問題

 福島からのガレキや避難者そのものの受け入れが「放射能こわい」で反対を受けるケースが相次いでいるそうですが、怖いなら怖いで行政に対して求めるべきは放射線量の測定とその値の公表であって受け入れの拒否ではないのではないでしょうかという疑問が頭から離れませんんん。
 といいますか、避難者に向けて「放射能がうつるからこっちくんな」という事は、その避難者が、もしかしたら直ちに健康に影響あるレベルで放射性物質を被っていると主張することに等しいわけで、そのような人に対しては怖がるどころでなく一刻も早い除染と病院での検査治療を薦めるべきでしょう、それが人間としての心というものではありますまいか。

どうでもいいかもしれない与太話ですが、
仮に無限希釈したものの薬効が同じ、というホメオパシーの理論が正しいとしたら、製薬業界のコスト面における革命がおこってみんなハッピーになれるはずなのですが、どうもホメジャの寅さんとか見ていても、自分の理論が実証されたならノーベル物理化学医学生理学各賞総ナメ間違いなし、というほどオモタイ事を主張していることを自覚している様には思えないのですが。

血液型性格診断なんかも、血液型と性格が無視できないレベルで相関するのであれば、各職種の採用試験なんかには当の昔に利用されているはずですよ。あと自動車保険屋さんとか。つーか凄く強い主張ですよね、性格・性向と赤血球表面上の抗原が関係する、というのは。

そのへん、なにもかんがえないひとはすごいなーという感想というか感慨しか湧いてこないです。